CVS1期 – 2004年 夏

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CVS1期(2004年 夏)体験記

デロイト&トウシュのオフィス訪問

全世界140カ国に10万人以上のプロフェッショナルを有し、売上は12億ドルを超える、いわゆる“ビッグ4”のデロイト&トウシュのロサンゼルスオフィスを訪問しました(日本ではトーマツ)。カリフォルニアプラザにある素晴らしいオフィスのツアーをしたあと、オフィスのトップパートナーの人を含め、税 務、監査、そしてコンサルティングで活躍する、アメリカ人、及び日本人のプロフェッショナルから、「キャリアをいかに築くか」と言うことについて話を伺いました。講話の後は、積極的な質疑応答があり、アメリカで働くことを身近に感じることができました。

■参加者の感想
「ただ訪問し会社案内を受けるだけでなく、実際にデロイトで働いていらっしゃる方の貴重なお話を聞くことが出来ました。第一線で働く人達の声は自分のキャリアを考えていく上で非常に参考になりましたし、なんとNo.2の方の生の声を聞く事ができたので、大変刺激を受けました。また、英語でのディスカッションを通して、リアルなビジネス英語を感じとり、自分の英語力を試すいい機会になったと思います。」

ゴルフ

ビジネスマンの最も好むスポーツの一つのゴルフをロスアンゼルスで体験。大空の下、のびのびと、しかもカジュアルに楽しめるゴルフは初めてでもエンジョイできました。ベストボールというルールでやり、全体のスコアにいくら貢献したかに応じ、個人ポイントが決まり、その個人ポイントを出資金にCVSの競争が始 まりました。

■参加者の感想
「人生はじめてのゴルフの体験が、LAでのプレイでした。本当に最高の経験でした。 ここLAの気候は、雨は降らない、雲一つ無い青空、緑はいっぱいとゴルフをするにも絶好の環境です。そんな環境の中で、皆でやったゴルフは本当に楽しかったです。でも、ゴルフとはいえ、単に楽しい遊びだけで終わらないのがCVS流です。 私たちは、ゴルフをプレイする中で、実際のビジネスにも応用できそうな色々なことを学びました。”何からでも、学べる”CVSに参加すると、そんな方法論も学べます。」

アイスブレーキング、及びチーム決定
サプライズの企画なのでここでは詳しくいえませんが、簡単にCVS参加者と仲良くなることができ、ユニークな形でチームが決まるので楽しみにしていてください。

■参加者の感想
「ビジネスの基本は人を知る事からです。アイスブレーキングでは、これから助け合い、競い合う仲間達の事をあっという間に知る事ができ、参加者のCVSへかける気持ちが非常に良く伝わってきました。しかし、本当に突然のことだったので混乱する人も。自分をどう表現し、相手にどう印象付ける事ができるか。アイスブレーキングの時だけではなく、チームメンバーを決定する時にも重要な事なので、参加する前に少し考えておくといいと思います」

サンタモニカピア~ベニスビーチ往復レース

ボトルネックて何?スループット?キャパシティーマキシマイゼーション?レースをしながらオペレーションについて体で学びました。自転車、スクーター、スケ ボー、そしてランニングというスピードがことなるツールでいかにトータルアウトプットをあげるかが決め手となりました。ただスピードを競うだけでなく、予 想時間とどれだけ近いかも重要なファクターした。萩原氏曰く「生産は計画と実際がどれだけあうかが重要。もし予定より遅れればお客さんに迷惑がかかるし、予定より早ければ在庫のスペースが必要になる。」優勝チームの秘訣を見ると、生産管理が重要なのかも…

■参加者の感想
「このレースは様々な要素が絡み合っていて学ぶことが多かった気がします。詳しい事は参加してのお楽しみということで言えませんが、間違いなく燃える競技です。予想時間を立てないといけないので、体力だけでは勝てないというところが面白いところでした。他のチームとの駆け引きなどもあり、まさに体力・知力・精神力を使うミッションです。実際に体を動かして学ぶものなので、達成感や感動があって記憶に残るものでした。」

料理の鉄人

与えられた資金をどう使うのかという購買力と戦略、そして与えられるツール(グリルやジューサー等)、環境をどうマネージするのか、そして英語でのプレゼンテーションが評価されます。コンサルタントを雇ったり、アメリカ人のバディー(参加し一人に与えられる)に相談したり、コミュニティを巻き込む週一度の 大イベントです。審査員にはロサンゼルスで活躍する日系企業や米国企業のマネジメントを招待し、審査結果を待っている間に、彼らから色々な話を聞くこと ができました。

■参加者の感想
「第一線で活躍されているコンサルタントの方々をはじめとし、様々なバックグラウンド、業界の方々を料理の鉄人の審査員としてお呼びし、生の非常に刺激的なお話を聞くことができました。あきらめずに自分自身を信じて日々努力、ポジティブな姿勢を保つことが重要であるという説得力あるメッセージを生き生きとした表情でお話いただきました。この料理の鉄人は本物様柄の映像、会場設営すべてみんなで協力しつくりあげた満足感が高いイベントです。」

ヤードセールコンテスト

事前に地域のデモグラフィー、競合(他のヤードセール)の状況、そして売っているものとその価格を調べ、日本で考えていた戦略がワークするかどうかが試されるとき…日本から持ってきたものだけではなく、協賛企業や、バディー達に寄付を募るという調達能力も試されました。
日清食品から寄付してもらったカップヌードルは価格戦略について学ぶため、いくらで売ったかによりボーナスポイントが与えられました。当日見に来た日清の担当者の方は「高く売りすぎでは?」とおっしゃいましたが、それでも売れてしまうのがCVS参加者の実力でした。どのチームも工夫を凝らし、ゲームをさせながらものを売ったり、食べ物を作ったり、訪問販売をする人もいた中、「キモノ・カーウォッシュ」が目を引きました。浴衣を着てお客を誘い、カーウォッシュをしている間に自分の店舗に誘い、色々と買って貰うと言うものでした。商売になると下手な英語も一気に上達し、集まった金額は何と千ドルを超え、皆の予想の$300を遥かに上回りました。集まった金額は教会のリノベーションプロジェクトと、スープランテーションでの夕食にあてられました。

■参加者の感想
「商売の基本は、なんといっても営業。その力を実践で鍛えようというのがこのイベント。ただものを売ればいいんでしょとお思いのあなた!それがなんとも奥が深い。いかに顧客のハートを掴むか。どんな顧客をターゲットにするか。どこから、モノを仕入れるか。仕入れたら、どのようにして売るか。客引きの仕方は?そ もそも、何を売るのか。なかなかどうして簡単なようで奥が深い。朝もはよから、半日間、モノを売ることに集中しているうちに、いつの間にやらモノを売るコツを掴んでくる。この経験は、絶対に将来、役に立ちますよ!」

プロジェクト提案・管理コンテスト

コンサルで重要なのが、プロジェクトの提案力と、管理力。VDRCCの「中庭」を改善するというのがテーマで、具体的なアイディア、作業手順、そして予算と資金 繰りが提案されました。近くのホームディポに通い、コスト見積や作業手順を研究し、プレゼンしました。勝者はアメリカ人を前にしての英語でのプロジェクト提案、ビジュアルに訴えたチーム、具体性が強いチーム。近差で負けてしまったCle-er。但しこの世界は買ったチームしかプロジェクト(ポイント)はもらえません。次に大変なのはプロジェクトを実行に移し、納期までに完成させるというもの。しかしボランティアを募り、バディーの助けも得、見事に完成させました。手作りのベンチに、ベルのデコレーション、夜間のライティングに、パラソル、CVS第一期生による立派な中庭が誕生した。

■参加者の感想
「サンクチュアリーとドミトリーの境界にあたる中庭。デッドスペースを生かし、どう改善すべきか教会の人にリサーチし、ガレージセールでの売上(これが資金に なる)の見積もりから計画した。プレゼンで優勝したのはよかったが、始まりはむしろそこからだった。日々追われるmission、コンサルタントプロジェクトの中から空き時間を見つけ、このプロジェクトを動かしていく。みんなの協力なしでは、このプロジェクトは動かない。朝7時から雑草抜きをするために各部屋を起こしに走った日もあった。みんなのモラルをどう高めて納期までに完成させるかが最大の課題だったと思う。」

ネゴシエーションコンテスト

このイベントはチーム内での駆け引き、合意事項、外部からのファンディング等を通じ、異なる目的での交渉方法を実践することを目的としています。サンタモニカのファーマーズマーケットでネゴシエーションにチャレンジし、$5で誰が一番多くそして質が良いジャガイモを仕入れることができるかを競いました。本にある戦略以外にも、売り手の農家の人にマッサージをしてあげたり、お色気を使ったり、様々な工夫がされました。優勝したチームは人間関係構築に力を入れ、ダントツのポイントで勝ちました。ネゴシエーションの基本は人間関係構築という秘訣を身をもって証明してくれました。

■参加者の感想
「今 までは、コストダウンを頼む時と言えば、ただ「もっと安くして!」と頼むだけであった。しかし、ネゴシエーションのためにはきちんとストラテジーをたてそ れを実行する事によって結果が得られるという事を学んだ。人間関係構築のため、下準備も欠かさず、戦略を立てて望んだためその効果は覿面でした!このイベントを通して、今後の買い物や、それだけに留まらず人との交渉にも役立てられるスキルを身に付ける事ができたと思います。」

バトルテニス

リソースアロケーションについて実践することを目的とした、特殊なルールでのテニス。しかも対戦相手は「料理の鉄人」での宿敵。おもしろいことに、一回戦では「料理の鉄人」での負けチームが全て雪辱を果たしました。やはり「リソースアロケーション戦略」を周到に練ったチームが優勝する結果に至りました。

■参加者の感想
「料理の鉄人のリベンジ戦という事もあり、みんなで盛り上がりとても楽しかった。また、ルールも普通のテニスとは違うので、上手い人がいれば勝てるというわけでもない。ビジネスにおいて要求される人材投与力が問われる。組織力を身体で学びながら楽しむ、という事ができるのでチームの絆を深めつつ勝利に向かう事ができた。戦略の大切さ、ただむやみにやっていたのでは勝てないことを身を持って体験することができ楽しかったです。」

アカペラコンテスト

教会でAMAZING GRACEという名曲を各チームがアカペラで競うコンテストを予定していたのですが、インストラクターからレッスンを受けた時に、歌の意味に感銘を受けて しまったため、競技という形ではなく、教会に集まるコミュニティーの人への感謝の気持ちを表すイベントになりました。急遽予定を変更し、お別れ会も兼ね、「ジャパンデー」とよばれる企画を実行したのです。当日、学生たちは日本のお祭り風に食べ物を出し、浴衣を着て、バディー達との別れを惜しんでいました。とても感動的なイベントになりました。

コンサルティングプロジェクト

それぞれのチームが企業をクライアントとして、コンサルティングを行った。

・EN Corporationは某商社に対し環境問題に関するリサーチと提案した。結果はとても評価が高く、チームは接待まで受けてしまった。社長さんはCVSの企画に感謝し、今後理事としてCVSに関与してくれることになった。

・START LLPは某メーカーに対しWEBサイトの目的とオプションを提案した。日本の親会社でも執行役員である社長さんが「料理の鉄人」にもきて、色々と国際的な キャリアについてアドバイスをしてくれた。クライアントからの評価は辛口であったが、副社長さんはとても感謝し、チームのために夕食会を開いてくれた。

・Supreme Mighty, Inc.は某NPOにWEBサイトを作成するプロジェクトを行った。見事なウェブサイトを作ってくれ、コミュニティーの人も大喜びしている。英語がイマイチだったので現在プルーフリードしている最中。もうすぐライブになる予定。

・TEQ Corporationは某テレビ局に、市場に関する調査とフィージビリティーに関してリサーチするプロジェクトを行った。コンサルティングをすると時に はクライアントに厳しいことを言わなければならない事もある。クライアントのエクスペクテーションが変わる中、うまくプロジェクトをまとめ上げた。

・ 株式会社Wooは某商社に、ウェブサイトを利用し新商品の発表をするプロジェクトを行った。クライアントが予定通りにつかまらないのも、コンサルティング で良く経験すること。出遅れてしまったが、結果に対する評価が高く、サンプルで作ったウェブサイトが実際に使われることに…

・Cle-er Corporationは某NPOに会計システムを導入するプロジェクトを行った。米国の会計プロセスに不慣れにもかかわらず、マスターファイルのセット アップ、それにレガシーデータの移行までうまくやってのけた。但し、トレーニングとチェンジマネジメントがうまくいかなかったのが残念。Go-Liveが 滞ってしまった。

社長会

第1回:ビバリーヒルズホテル
イーグルスの「ホテルカリフォルニア」で有名になった、ピンクの高級ホテル「ビバリーヒルズホテル」のプールサイドでのランチ。リッチな気分で社長としての利点を満喫できました。皆ドームに戻ったとき楽しんだことを社員たちに見せないようにしていたのが面白かったです。

第2回:マンハッタンビーチ「ケトル」での朝食
マ ンハッタンビーチのピアを散歩し、朝食を取るという、LAでのヤングエグゼキュティブが過ごすお洒落なひととき。東大法学部卒、イエール大学MBAで官僚を辞めてアメリカに夢を求めてやってきたインベストメントバンカーの今井さんをゲストに向かえ、日本でのキャリア、アメリカでのキャリアについて色々な話をしました。

第3回:ハリウッドのサインの近くで写真を撮った後、タイタウンでのフルコースディナー
ハリウッドのサインを見て観光気分になりつつも、皆自分の会社の経営、特にチームメンバーの管理に関し、真剣に話をしていました。だんだんと社長会らしくなってきた頃です。

第4回:ビバリーウィルシャーでのハイティー
ロ デオドライブを散歩した後、映画「プリティーウーマン」で有名になったリージェント・ビバリー・ウィルシャーホテルでのハイティー。皆楽しむかと思いきや、社長業を真剣に考え、悩んでいる人もいました。ちょっと真剣になりすぎかな?とも思いましたが、さすが「熱き心」を持つ若者達です。

第5回:宮崎社長宅でのバーベキュー
アメリカではよく自宅でバーベキューパーティーを開きますが、本当の社長が自宅に招待してくれました。アメリカでの社長業にあこがれてしまいました。でも社長さん達は、コンサルのプロジェクトが終るかどうかが心配で、結構まじめな話をしてくれました。

労組の会

社長になれず、毎回社員である人達を励ますために、ロスアンゼルスで労働者が集まるTitos Tacosでタコスを食べながら集会を開きました。何でも好きなものを食べていいと言ったので期待を寄せていたところ、一番高いもので$3.69でした。 何故か第一回目の社長会に来ていたSTART LLPのシモヤンがこの労組集会に来ているのも面白かった!!社長からどん底に、経営不振に陥るとこのような状況になってしまうのは実際の社会と似ていま した。

その他のイベント

・サンタモニカピアでのコンサート
サンタモニカで有名な夏の屋外コンサート。海の上なので寒かったが、CVSの学生たちはラテンの音楽にあわせ、回りの人達と一緒に踊りました。

・メジャーリーグ観戦
ドジャーズ対ブレーブスの試合を観戦しました。

・ハリウッドボールでのヒップホップコンサート
何千人もの人がうねるように踊る中、CVSの学生たちは得に目立っていました。ちょっと回りの人と仲良くしすぎかも…

・ヨセミテ国立公園
アメリカで最も人気のある国立公園の一つヨセミテに3泊4日のキャンプに行く。CVSのサポーターである、不動産業を営む前川氏や、クライアントの宮崎社長も参加した。途中生憎の雨で寒さに凍えたが、アメリカの大自然を味わうことができた。

・マジックマウンテン
日本とは規模のちがう絶叫マシンの数々。絶叫ライドで有名なマジックマウンテン。全てを忘れ、絶叫しました。CVSが終了し、みんなで心底楽しみました!!本当に大満足の一日でした。年甲斐もなくはしゃぎすぎて体中が痛くなった人もチラホラ・・・

・その他
チームごとにイベントで賞品にでたチケットやバディー達の世話になり、ユニバーサルスタジオ、ディズニーランド、パシフィックパーク、ハリケーンハーバー、ナッツベリーファーム、に行ったり、高級レストランで食事をしたりしました。

NCAAフットボール

UCLA対オクラホマ州立大学戦で本場のフットボールを間近で見ることができました。米国歳入庁(IRS)で国際税務の調査官をしているラリーさんも一緒に観戦しました。

■参加者の感想
「真っ青な空、こだまするチアリーダーの声、LAから車で約1時間の山あいに位置するローズボールでUCLAとオクラホマ伝統の一戦が行われた。アメフトのルールも知らなかったが、迫力満点のタックル、緊張感のある攻防戦、交錯する巨体にすっかり引き込まれてしまった。アメフトを通してアメリカという国の持つパワーの源を垣間見た気がした。まあ、かたいこと抜きに美人チアガールをみるだけでも十分楽しめますよ!」

結果発表

CVSの教育目標の一つに チームワークがあります。夏も全国から集まった学生達がチームになり、2ヶ月の過酷なビジネストレーニングを克服しました。各チームともそれぞれ自分達の SWOTを理解し、なかなかハイレベルの競争をしてくれました。トップの3チームにはCVSファンド(奨学金)が授与されました。

優勝:EN-Corporation
En-Corporation は「ベニス~サンタモニカレース」での大敗にもかかわらず、後半ドンドン勢いをつけ、「料理の鉄人」での優勝、それにコンサルプロジェクトでは、クライア ントのマネジメントと非常に良い関係を築き、高い評価を得ました。(何とクライアントの社長さんは、ヨセミテ国立公園の旅行まで一緒に来てくれました。) 何と言ってもこのチームの特徴はポジティブシンキング、常に前向きで、大差がついていたにも係らず、優勝を信じていた事が、最後の最後にエリートチームの TEQを追い抜く事に成功しました。見事!

準優勝:TEQ Corporation
最初からトップをつっぱしていたTEQは、どの競技にも戦略を立て、直実にこなしていった。特に、「バトルテニス」での戦略、それに「ファーマーズマーケット交渉力コ ンテスト」では二週間前から下見をして、人間関係構築をはかるなど、まさにエリートと呼ぶにふさわしいそつのないチームであった。但し、チームメンバーの 一人一人を見ると決してエリートというわけではないので、「ゴルフ大会」での優勝から一貫してチームのリーダーを務めたモリモリ氏のリーダーシップ力に帰 するところが大きかったと思う。幾つか不運なこともあり、優勝は逃したが、このチームのおかげで第一回のCVSのレベルを高める事ができた。

第3位:株式会社WOO
WOO は、ある意味アメリカ的なチームであったと思う。個性的かつ、一人一人がしっかりした意見を持っていて、一見チームをまとめるのがとても困難に見えた。特 に後半では、コンサルのプロジェクトでなかなかクライアントとアポが取れなかったり、「プレゼン、コンテスト」で優勝してしまったため、中庭改装のプロ ジェクトの責任も負い、チームメンバーの中には、アメリカ人の恋人ができてしまったり、崩壊してしまうのではないかと心配したほどであった。但し、最後は コンサルプロジェクトも予想以上のできて、中庭のプロジェクトも予定通り終え、ふたを開けてみるとSupreme Mighty社を抜き、3位に入っていた。何と言ってもチームのモラルを高め、どんなときもスマイルを忘れないリーダーのEMI社長(第一回 HAGIWARA 賞受賞者)の存在が大きかったと思う。

第4位:SUMREME MIGHTY Inc.
私 の予想以上に頑張ってくれたのがこのチームでした。ひょうきん者のY君や、2年生で参加したMちゃん、前半体調を崩していたTちゃん、余り共通点や強みが 見えていなかったにもかかわらず、「GMATでMBAに挑戦」で優勝したマリ社長がグイグイと引っ張り、「料理の鉄人」ではチームを決勝にまで導いた。但 し、最後になりリーダーシップを取ることに社長の疲れが見えてきた。残念ながら4位に落ちてしまったが、チームの一人一人が成長していくのがよく見えた、 とても良いチームであった。

第5位:Cle-er CORPORATION
ベニス~サンタモニカ レースの投資で大失敗し、倒産の危機に瀕したCLEER。経営が厳しい中、社長がコロコロ変わり、全く経営再建が見えていない状況の中、立ち上がったの が、ICHIRO社長であった。モラルが下がっていたチームを一つにまとめ、「料理の鉄人」では、優勝候補で、しかもベストシェフのモリモリ氏がいる TEQを破るという番狂わせをやってのけ、一気に調子をつけ、「ポートフォリオ・コンテスト」や「プレゼン」では非常に良い成績を残し、一気に上位に食い 込むかと思いきや、優勝候補を破ったチームが第二回戦であっさりと負けてしまうの同様、勢いが一気に減速してしまった。あまり社長が強すぎると、下が育ち にくいというような状況に近いのではないかという印象を受けた。しかしICHIRO社長はスタッフのようにCVS全体を盛り上げるのにとても力を注いでくれた。

第6位:START LLP
とても優秀、かつ良くお互いを知っている4人が集まり、優勝候補であったSTART。「船頭多くして船山に登る」状態になってしまったのが残念。「会計学」や「商法」などアカデミックな競争ではトップになるものの、 チームになるとなかなか物事が進まず、最後までチームビルディングをやっているように見えた。このような状態は米国のビジネススクールで経験する事で、ビ ジネスとアカデミックの大きな違いとなるチームの重要性を学ぶ事ができたので4人にとってはとても良い経験になったと思う。チームビルディングをするとき には、お互いの違いや、信頼感が芽生えるまでとことん話し込むのが良いと考えてしまう傾向にあるが、実際にはチームとしてのゴールにフォーカスし、どのよ うにそのゴールを実現するために役割分担をするかということにより多くの時間をかけ、ビジネス的に物事を進めると、何も言わなくてもお互い自分の役割を明 確にする事ができる。徹夜でチームビルディングをしていたため、せっかく社長会でビバリーヒルズホテルのプールサイドでランチをしたにもかかわらず、ソファーの上で寝込んでしまったシモヤン社長を見ているととてもかわいそうであった。

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