#05 長谷川 大輔

長谷川個人写真2

人生を大きく変える出会いの場
CVS4期 長谷川 大輔(株式会社 悠々自適 代表取締役)

CVSに参加した理由

私が参加したのは、大学4年の卒業間近の春でした。私は教育学部出身だったので、内定をもらってから就職するまでの間にビジネスについてもう少し詳しくなりたいな、と思っていたところ、ビジネス、マーケティング、戦略、会計などが学べるセミナーがあると就活で知り合った友人から聞いて「これだ!」と思い参加しました。

CVSで学んだこと

学んだこと

CVSに参加して「アメリカとメキシコに行ったときに学んだこと」と「いまも学んでいること」で大きく分かれます。

私が参加したときに最も痛烈に学んだことは「チームの力」でした。

4期では初めてメキシコでのビジネスコンテストがあっただけではなく、現地の社長さんたちにそれぞれのチームがコンサルをしたり、メンバーは4人だったり今とはまた状況が違っていたと思います。ミッションのルールも直前にならないと発表にならなかったり、ルールについても不完全で参加者から異議申し立てがあったり、参加者がバタバタ倒れたりするレベルの高ストレス状態で、膨大な課題を取り組んでいた、と記憶しています。その上、これは今も同じだと思いますが、競争している他のチームには東大、京大、有名外資コンサルの内定者やら本当に優秀な学生たちがひしめいていました。

そんな中で、私は大学時代「自分は頭がいい」とか「やればなんでもできる」と思い込んでいた節があったのですが、「これはもう俺がいくら頑張ってもなんともならん」と限界を感じたのを覚えています。混乱して、打ちひしがれて、それでも課題は山のようにあって、本当に泣きそうでした(実際泣いていた人もけっこういました)。

それでも前に進むにあたって、その状態を打破することできたのは「仲間の存在」でした。チームの「シナジー(相乗効果)」という話は本で読んでは知っていました。しかし、実際に「1+1」が「3」「4」「10」「20」と自分が全く想像できなかったレベルの成果物へとできあがっていく様には本当に興奮しました。

当初、学びたかったマーケティングや戦略、会計などは実際に起業をした今でも役に立っていますが、それ以上に「チームの力」は1人で本を読んでも学べないことなので、本当にあの場で、あのメンバーで実践出来て、かけがえのない体験だったと思っています。

もう1つは「いまも学んでいること」です。それは「人との出会いが人生を変える」ということです。

私がCVSに参加したのはもう10年近く前ですが、いま私がこの文章を頼まれて書いていることからもわかる通り、いまだに「つながり」があります。CVSの卒業生は本当に素晴らしい人たちが多いです。本当に様々な人たちがいて、いろんな国に卒業生がいるし、ほとんどの有名企業にCVSの卒業生がいる状態だと思います。

これは本当に刺激を受けます。実は私はCVSに行く前に内定して、就職した会社は日系の会社で営業職でした。当時英語もろくに話せず、いま思えば自分の限界をつくってしまっていたと思います。

しかし、CVSでは本当に自分のやりたいことを追求して夢を語ったり、自分の可能性を広げてくれたりするような仲間たちがいました。彼らを見ていると震えるような思いをおさえきれず、外資系企業に転職したり、アメリカやシンガポールなど海外に出て、自分の学びたいことを学んだり、起業をしたり、本当に自分がしたいことへと歩まざるを得なくなっていきました。

「人との出会いが人生を変える」というのは、社会人になったあと、本当に日々感じていることです。

また、たまに卒業生と話すのですが、たぶん20年とか30年くらいしてきたら、日本を代表するような起業家や総理大臣とかもCVSのメンバーかその友だちの友だちくらいまでになりそうだよね、などと話すことがあります。CVSはそれほど素晴らしいネットワークなのではないかと思うことがあります。

CVSを卒業後、歩んでいる道

仕事写真

私はもともと「どうしたら子どもが見たときに憧れたり、大人になることに希望が持てたりするような”人生を活き活き生きる大人”をつくることができるのか」という教育に興味がありました。

大学でも「生涯教育」というのを学んでいましたが、CVS卒業後、人材系企業で営業職をしたあと、外資系企業で人事の研修担当になりました。「組織を良くしたら、そこに所属している人やその家族も良くなるのではないか」と考えて選んだ仕事でした。

やってみると、その活動が活き活きした大人をつくることに、何か直結していないような思いに駆られ、悩みました。そんな中、個人に直接働きかけ、変革することができる「コーチング」という技術に出会い、現在は経営者や個人を相手に行うだけでなく、セミナーで教えるなど広める活動をしています。

クライアントさんが何十年も悩んでいた悩みが解消される瞬間は感動的ですし、ずっと恋人がいなかった人たちが結婚するのを目の当たりにした時も、本当にやりがいを感じます。ビジネスで成功して、全く自分のセルフイメージに変わる人がいたり、長年不和だった両親との関係が和解していったりする様はまるでドラマのようです。

友人の会社を手伝ったり、コラボしたりすることもありますが、CVSで学んだ「チームの力」が発揮されたときのプロジェクトは何事にも代え難い人生のエンターテイメントです。本当に楽しいです。今後も更なる発展のため挑戦をやめずに前に進み続けたいと思っています。

学生さんへのメッセージ

「迷う」ということについてお伝えします。

人が「迷ったとき」、心の中では何が起きていると思いますか?

逆に「迷っていない」ときのことを考えるとわかりやすいですが、迷わないということは、心の中に葛藤がない状態です。「迷っている」ということは、葛藤がある状態です。

つまり、「迷っている」というときには「行きたい」「やりたい」「買いたい」「欲しい」など、“あなたの心”には「前に進む情熱」があるはずです。それに対して、“あなたの頭”が「やめとけ」「そんなの意味がない」「あぶないぞ」「そんなことしなくていい」など「現状に止まりたい不安」を煽っている状態です。

これは人間が太古の昔、「変化=死の危険」ということを学んできたときの本能的な反応です。現代では、何に挑戦しても「死の危険」なんてないのですから、本能を無視して、あなたの心に従ったほうがあなたの心から望む人生をつくりやすいです。心にしたがったほうが、心から望むものになるのは当たり前の話ですよね。

CVSに限らず「参加することを迷う」ことがあったら、あなたを制限している理由を全部突破して、内なる情熱のまま、前に進みましょう。そう選択したほうがおそらくあなたが後から振り返ったときに「充実した日々だった」と思える後悔の少ない、満足出来る日々を送ることができるようになると思います。

毎日をあなたの情熱のままに生きましょう。

[2015年4月]

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